東京地裁（平成２４年９月２８日）“ＬＥＤ照明装置事件”は、「職務発明について本件特許を受ける権利を被告に承継させたことに対する相当の対価として支払を受けるべき額は、次のとおり、５６万９８８８円と認められる」、「１８８万６４００円×（１−０.９５）＝９万４３２０円（サイト注：専ら他人に実施を許諾した期間における利益）」、「１億００７５万８５００円×０.３（超過売上率）×０.０５（仮想実施料率）×（１−０.９５）＝７万５５６８円（サイト注：自ら独占的に実施した期間における利益）」、「８００万円×（１−０.９５）＝４０万円（サイト注：特許権の譲渡による利益）」、「９万４３２０円＋７万５５６８円＋４０万円＝５６万９８８８円」と述べている。